「二つの信じ方」

 どうしてほしい、こうしてほしいと期待をこめて信じることがあります。

 そういう信じ方は期待通りでなかったら信じられなくなります。

 願いを叶えてもらいたいから信じる、叶えてくれなかったら信じないというのは少し勝手な信じ方ではないでしょうか。

 神様にお願いする時、叶えてくれなかったら信じませんといってお願いする人がいたら、神様は脅迫をされていると思うかもしれません。

 親が子どもを信じる時は、期待をうらぎられても信じる心に変わりはありません。

 子どもは今度こそは期待に応えて喜ばれようとがんばりたくもなります。

 何があろうとも変わらないのが誠の心です。

 誠は人を動かし、天を動かし、運命を動かします。

変らぬが誠