「天地と夫婦」

 神様は天と地をかたどって人間の夫婦をつくられたといわれます。

 夫は天であり、妻は地であるといいます。

 天からは雨として水分を与え、そしてその明るさと温かさで万物を育てます。 

 地はそれを受けて、生命を生み出し、共に力を合わせて万物を育てます。

 もし天が地を荒らしてしまえば、地は生命を生み出すことはできなくなります。

 夫婦が仲良くすると、物もお金も増えていきますが、仲が悪ければ穴があいたように物もお金も逃げていくという不思議な現象が起こります。

 もし溜まったものを逃がさなかったとしたら、それは腐っていきます。

 昔から商売繁盛の秘訣は、夫婦円満にあると言われてきましたが、それは経験から出た生活の知恵であるのかもしれません。

 夫婦は天と地のように役目が違います。

 男女は平等だといって、男も女もないというやり方をしていると一家は乱れてきます。

 天が大地に愛の光を与えるように、夫は妻に政治な愛をかけて守り、妻はそれを素直に受けてめていくと、家業が栄え、子孫の繁栄していく基本がここにあるのではないでしょうか。

夫婦の愛が全ての始まりである