「自然と一体になる」

 野球の選手が自分の成績が下がったら大変なことになるとあせったり、ホームランを打って格好良いところをみせようなどと力むとプレッシャーがかかって、もうそこからストレスが始まります。

 同じ一生懸命でもチームの為にとか、ファンの皆様に喜ばれようと、心が向かう側に向かっているときは応援席から向こうのエネルギーがこちらに来るということがあるのではないでしょうか。

 柔道や相撲の場合などは、相手の力を味方にするなどとよくいいます。

 自分のことばかりを考えていると、自分への執着心が強くなってイライラするようになるものです。

 ストレスがかかりやすくなるために、気付かないうちにストレスがどんどん溜まっていき、やがて病気になってしまいます。

 ストレスを溜めないようにするためには、できるだけ心を自分の方に向けないことが大切です。

 人に喜んでいただきたいと人の為に心を使うと、自然と一体となって自然のエネルギーに守られるということがあるのかもしれません。

 信仰も自己執着心から開放されるものでなければ、不思議は起きないのではないでしょうか。

人をたすけたらわが身たすかる