「欲に流されない心」

 健康で長生きの秘訣は腹八分がよいと昔も今も世界の常識です。

 わかっていてもどうしても我慢ができず、ついお腹いっぱいに食べてしまうのはなぜでしょうか。

 少し幸せになるともっと幸せになりたいと欲がわいてくるのが人間です。

 幸せになればなるほど、ますます大きな欲がわいてきます。

 欲に流されていくのが人間の弱さです。

 神様は人間を幸せにしてやりたいけれど、次々に欲深い人間になってしまうのであれば、人間を幸せにしてやることはできなくなるのではないでしょうか。

 幸せになればなるほど心を引き締めて、自分の気ままを許さない人間にならなえれば幸せになることは反対に不幸のはじまりとなります。

 贅沢が身を亡ぼすのは、自分を許す弱さからです。

 自分の気ままを断じて許さない心をつくっていけば、神様はその日とを無限に幸せにしてやりたくなるのではないでしょうか。

欲にきりない泥水の如し