「自由の尊さ」

 自由民権運動を起こした板垣退助は「板垣死すとも自由は死せず」と言いました。

 リンカーンをはじめ世界の多くの人々は自由を求めて戦って死んでいきました。

 人類の歴史は自由を求めての戦いの歴史でもあります。

 人間はもともと、天から心の自由を与えられているものであるのに、権力を持つものはそれをすぐ奪おうとします。

 一度奪われた自由は容易に取り戻すことはできません。

 命令するほうは面白いけれど、命令される方はだんだんと面白くなくなってくるものです。

 人々はやっと得た自由の中から、自由主義経済が生まれ、今世界は大きく変わりつつあります。

 それは自由の中でお互いに人を喜ばせあう競争社会です。

 一人一人の力を思い切り自由に伸ばしあう社会は無限は発展がありますが、人間をロボット扱いする権力社会は必ず滅びるのが歴史の教訓です。

 自然の法則からすると、人の心の自由を奪うことほど罪なことはないのかもしれません。