「やさしさが人をダメにする」

 野菜と子供は、手をかけ過ぎてもダメになるといわれます。

 おとなでも、やさしくされて成長する人とやさしくされると増徴してダメになる人があります。

 自分がやさしくしてあげたいと思っても、それが逆効果になって取り返しのつかないことになってしまうことが良くあるものです。

 結果が悪くなったら、いくらお詫びをしても済むものではありません。

 結果が一番大切ですから相手を良く見ることが必要です。

 厳しくした方が成長する人もあれば、厳しくしたらだめになる人もあります。

 十人十色といわれますが全く人は様々です。

 やさしさとは、一方的な自己満足のものではなく、相手のためになることでなければなんにもなりません。

 相手のためになりたいと思えば思うほど、まず相手をよく理解することが何よりも大切なことです。 

 本当に理解できた時に、自分が何をして差し上げるべきかがよくわかってくるのではないでしょうか。