「人間はお説教で育つのではない」

 笑顔は人間だけの持っている美しい感情です。 

 赤ちゃんにはじめに教えるものは笑顔です。

 そして笑顔を通じて心の通いを教えます。

 大きくなっても子供がいたずらをして近所の人に迷惑をかけた時は、親が代わってお詫びに行きます。

 あらゆることに親は子供との情愛を深めていきます。

 お説教で子供が育つのではありません。

 大人になって、年をとって、親から教えられたことをいくつ覚えているかと聞かれても、ほとんど覚えているものではありません。

 親の誠の情で人間は成長していっているのではないでしょうか。

 道理や分別は振りかざすものではなく、親が体で教え子供は体で覚えていくものかもしれません。

 親子が共に美しく笑う幸せの中で、人間らしさというものが育っていくのではないでしょうか。

子供十分させて親が満足 子供成人して親が大切